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インコやオウムの原産地は、
そのほとんどが海外出身です。
オカメインコやセキセイインコ、
モモイロインコはオーストラリア出身。
コザクラインコ、ボタンインコ、ヨウムが
アフリカが原産国。
サザナミ、ウロコやマメリルハは
南米生まれです。
そしてシロハラはブラジルと・・・
世界中のインコやオウムが
日本でコンパニオンバードとして育てられています。
そして、多くのコンパニオンバードは、
比較的、暑さに強いのですが寒さには弱いんです。
暑さに強く、寒さに弱い
近年の日本の真夏は酷暑です。
インコも熱中症になる時代です。
【過去記事】インコの熱中症!その症状と対策、そして応急処置 【きなこ日記】
暑い、寒いというと温度管理に目が行きがちですが・・・
本当は湿度コントロールも大切なんです。
冬に寒くて羽を膨らましたり・・・
夏にワキワキポーズをして羽を広げたり・・・
あんよが急に足が冷たくなるなどなど・・・
季節に合わせた温度調整も大事ですが、
湿度も要チェックなんです。
インコ理想の湿度は50〜60%。
冬にヒーターで部屋を暖めていても、
極端に湿度が低すぎても高すぎても
体調を崩す原因にもなります。
もちろん夏にも同じ事が言えます。
・梅雨の湿度管理
日本列島はこれから梅雨入りの季節です。
ここ東京の今年の梅雨入り予想は6月初旬。
そろそろ、本格的に梅雨入りします。
特に6月は雨が多い季節です。
季節の変わり目はインコも体調を崩しやすいです。
梅雨に換羽を迎える子もいます。
換羽とはインコにとって命懸けのイベントです。
わたしたちが想像する以上に体力を使います。
免疫力が低下するので体調管理には気を配ります。
【過去記事】秋は換羽で古い羽根が抜けて新しい羽に生え変わる季節です。【きなこ日記】
梅雨時期はジメジメとした嫌な暑さです。
私たち人間でも薄着をしていても
湿度が高いと結構、暑く感じます。
インコはオウムは全身、羽毛で覆われています。
人間とは違いのです。
これからの季節は、
気温が高い上に湿度がグングン上昇すると、
インコがくちばしを開けて、
はーはーって暑そうな仕草をします。
そんな時は・・・
こりゃ、マズいと愛鳥を労わって下さい。
何かあってからでは遅いのです。
あなたのお宅は湿度管理していますか?
今回のテーマで動画も作りました。