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毎日、毎日、暑いですよね。
近年の日本の夏は異常に暑い。
暑い🌞🌞🌞🌞🌞
暑い!!
ここ東京は35℃以上を連発。
先週は東京都八王子市では39.1℃を記録。
こんなんじゃ、人間もインコもバテてしまいます。
生命に関わる程の気温と湿度。
あなたは愛鳥の温度管理。
徹底していますか?
こんにちはきなこのお父さんです。
今回は真夏の室内放鳥についてお話します。
外の気温が 40℃近い真夏。
当然、エアコンなしでは生活できません、
ここで気をつけて欲しいのが、
インコの温度管理です。
インコは鳥類です。
哺乳類である人間と違い、急激な温度変化に弱いで動物です。
例えば、エアコンの効いた部屋から、
いきなり暑い部屋に移動します。
『うあ~この部屋暑いな!!』
『息苦しいな・・・』と
人間であればこの程度で済みます。
が、しかし、
インコの場合は違います。
人間とインコでは身体の構造が違います
人間の場合は、著しく体温が上がったら、
汗や皮膚温度が上昇します。
これは体温が外へ逃げる仕組みとなっており、
自然と体温調節がコントロールされているのです。
一方、インコやオウムは自ら体温コントロール出来ません。
体温コントロールが出来ない!
鳥類には汗腺(かんせん)がないのです。
身体が羽毛に覆われている上に、
さらに発汗機能がないのです。
頼みの綱はあしです。
インコの足は冷却装置!?
唯一、羽毛がない足指を空気に触れることによって
温度調節をします。
大きく口を開けて、
は〜は〜と呼吸して
喉から水分を蒸発させて熱を放出します。
さらに暑ければ羽を浮かせてワキワキポーズをします。
このように何とか熱を外に逃がそうと
体温コントロールをしています。
真夏は、室温を一定に保ち
暑い部屋から涼しい部屋への移動。
涼しい部屋から暑い部屋への移動をさせない。
暑いトイレに一緒に連れて行っていませんか?
そんな事をしたら呼吸が苦しくなっているんです。
また、暑い部屋で放鳥してませんか?
暑い部屋で飛翔して呼吸が乱れている姿を見た事はありませんか?
それって、愛鳥の呼吸が乱れている証拠ですよ!
下手をすれば、その場で倒れます。
大袈裟でなく事実です。
大きく口を開けて、ハーハーと息をする。
ワキワキポーズをして息苦しそうな仕草をする。
もっと酷い状態になると、動きが鈍くなりじっとします。
喉が渇き、目は虚ろになります。
ここまで来たら、完全に熱中症です。。
インコが熱中症にかかると、
嘔吐、けいれんなどを起こします。
死に至る危険性が高まります。
だから、真夏は快適な室温の部屋で放鳥しましょう。
体温が40℃以上もありインコが、
さらに体温が上昇するのです。
身体が持ちません。
死と直面する熱中症
肝に銘じてインコ生活を送りましょう。
最後に5つのインコの熱中症対策を提案します。
インコの熱中症対策
1.ケージの飲水を絶やないようにする。
2.直射日光を避ける。
3.エアコンや除湿機などで室温コントロールをする。
4.放鳥時、なるべく激しい運動を避ける。
5.規則正しい生活を送る。
このブログ内に
インコの熱中症対策を詳しく解説した記事があります。
↓↓↓
インコの熱中症対策!その症状と対策、そして応急処置
熱中症は生命の危機に直面するほど怖いです。
未然に防ぐ為にしっかりと愛鳥の管理をして、
真夏の放鳥時には愛鳥の健康状態に目配り、
気配りをして見守って下さい。