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放鳥で思わぬ事故発生で病院直行へ
放鳥中の、ふとした瞬間に
きなこに事故がありました。
不注意でした。。。
こんにちは、きなこのおとうさんです。
それは2019.10.09朝の事です。
生憎、わたしは不在でした。
家にはきなこのおかあさんとおねえちゃんの2人。
家族に聞いた話によると、
『ピーッ!』という
悲鳴とも取れる鳴き声がしたそうです。
慌てて見にいくと・・・
きなこの左足から流血。
朝の放鳥中に左前足の指を
何かに挟んでしまったようなのです。
放心状態のおかあさんからわたしに連絡がきます。
仕事に向かっていたおとうさんは慌てて自宅の戻ります。
骨折、それとも指の怪我なのか?
きなこの足を確認すると、
左前足の1本がぷらぷらしているように見える。
足の指、折れちゃったのか??
きなこの様子を確認します。
『どうすればいいの?』と
動揺を隠せないおかあさん。
必死に冷静になろうと心を落ち着かせようとするおとうさん。
この時、一番冷静だったのは、
実は、きなこ自身だったかも知れません。
マッチの火で止血するだとか・・・
指先を消毒する。
ガーゼで止血する。などなど・・
あれこれ思い浮かぶも、
素人考えで処置するのは止めておこうと思いました。
素人があれこれやるのは良くない!
こんな時は、
迷わず病院へ!
オカメインコさんのような小動物は、
出血により貧血を起こしやすいのです。
命のキケンさえ想定しなかればなりません。
しかし、きなこの指先からの出血は止まっている。
きなこが体を動かさなければ大丈夫そうだ。
足を気にする仕草はするものの、
傷口は血で固まってきています。
『よし、病院へ行くぞ!』
AM8:15 きなこをタオルにまとい、
おかあさんの運転で慌てて家を飛び出します。
わたしは後部座席にきなこと乗り込みます。
車を走らせながら、病院へ電話を入れます。
今日は、10時になれば鳥さん専門医がいるとの事。
いまから車を走らせれば、9時過ぎには到着できる。
予約が取れた!
まずは一安心です。
病院の先生に診てもらえる。
これだけでも一歩前進。
こんな安心感はありません。
やはり医者の力はスゴイ。
10時なればきなこを診てもらえる。
しかし、きなこの足が心配です。
指、折れてないかな・・・
足、骨折していないかな・・・
体はどこか痛打していないかな・・・
流れる車窓を横目にこんな事を考えていたと思います。
きなこをタオルで保定。
車に乗り込んだ直後は、
きなこも落ち着きません・・・
タオルから出たい一心で、もがきます。
ただでさえ揺れる車内。
とにかく祈る気持ちでいっぱいで、
目には涙を浮かべながら
『お願いだから暴れないで!』と
必死に声掛けをします。
やがて、タオルにくるまったきなこは
落ち着いてきます。
そしてタオルの中で、
そばにおとうさんがるのだと理解したらしく
ほとんど動かなくなりました。
タオルをカジカジ。。。
『なんて聞き分けの良い子なんだ!』
必死に声掛けをすれば、
思いは伝わるのですね。
自宅から病院までは距離にして20km。
道が空いていたので45分ほど車を走らせただろうか・・・
『あと10分もすれば着くな・・・』と
気持ちに余裕が出てきました。
この瞬間、
『そうだ!おとうさんは、きなこ日記としてYOUTUBEで、
動画を毎日、配信しているんだった』ことを思い出します。
良い事も悪い事も含めて、きなこ日記。
人が生きていく以上は、
楽しいこと、嬉しいこともありますが、
悲しい出来事もあるのです。
我が子の成長記録を動画に残す!
きなこが生きる証として、
きなこ日記としてYOUTUBEを中心に
動画とブログをスタートさせたのです。
これは、雛として迎えた時に、
おとうさんときなこが交わした約束なのです。
これにはきっと賛否両論あるかと思います。
きなこが怪我をして苦しんでいる時に、
呑気に動画撮ってる場合じゃないでしょ?と
お叱りを受けるかもしれません。
ブログを書く暇があったら、
きなこのお世話をしてあげてと
思われる方も少なくないでしょう。
しかし、一度、情報発信を開始したからには、
ありのままのきなこを・・・
もちろん、きなこ最優先に考えて行動しております。
きなこファースト。
きなこ中心の生活スタイルは変わることはありません。
無理のない範囲で動画撮影をして、
記録に残していきます。
病院に到着しました!
思ったより早く病院に到着しました。
先に患者さんと思われる車は2台あります。
『これなら10時には診てもらえるな・・・』
しかし診療時間までは、まだ50分近くあります。
おかあさんが病院で受付を済ませて、
院内できなこの順番を待ちます。
そしておとうさんは、
きなこと共に、病院の駐車場の
車の中で待機します。
まったりとした時間が流れます。
きなこの気持ちに寄り添います。
いつもより甘えんぼちゃんに感じます。
いつもとは違う濃密な空間。
きっと怪我のショックがあるだろうし、
何よりも不安があると思います。
動物は自分の置かれてる空気を敏感に感じ取りますからね。
車の移動は、びくともしないきなこ。
エンジンを切った車の後部座席。
おとうさんの膝の上で毛づくろいを始めます。
足を気にする気配はあまり感じません。
次々に病院を訪れてくるワンちゃんや猫ちゃん、鳥さんたち・・・
うちの車のとなりに止まった車からは
ヨークシャテリアが降りてきます。
ワンワンと大きな声で吠えます。
それでも動じないきなこの姿があります。
『この子はホントにたくましい子だな・・・』
なんて思ったりして・・・
外を大型犬が歩く姿も見えます。
一瞬、体をピーンと立てたのですが、
やはりピクリともしません。
さすがはきなこです。
まあ、足の怪我をしているのもあるのかもしれませんが、
それにしても堂々としたものです。
膝でゆっくりと毛づくろいをするきなこ。
この空間にはゆっくりとした時間が流れています。
10:10。
きなこの診察の順番がきました。
いよいよきなこを連れて院内に入ります。
きなこの診療が始まります。
続きは明日以降。。。