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春になると暖かくなるので、 窓やドアを開閉する機会が増えます。 インコの放鳥には充分気をつけて下さい。
北は北海道から南は沖縄まで、 季節の訪れには時差がありますが・・・ きなこが暮らすここ東京は、 今週末からは最高気温が15度以上になるのだとか・・・ いよいよ、春の兆しが見えてきました。 春となると・・・多発する事故。 それは・・・ ロストです。 ロストなんてカッコいい言葉で嫌いですが、 つまりは愛鳥を外へ逃がしてしまった飼い主です。 飼い主がどんなに悲しもうが、 正直、どうでもいい。 それよりもインコが心配です。 路頭に迷って悲しむのはインコです。 春になると毎年、迷いインコが急増加します。 あなたのお宅の窓やドアの 戸締りは万全でしょうか? こんにちはきなこのお父さんです。 うっかりしていたでは済みません。 これは愛鳥の生命に関わります。 コンパニオンバードは、 外の世界を知りません。 逃がしたインコのほとんどは、 数日以内で命を落とします。 春は窓を開ける機会が増えます。 窓やドアは、外へと直結しています。 放鳥中は、絶対に 窓やドアを開けないで下さい。 鳥類は、今、居る場所よりも 明るい方へ飛ぶ習性があります。 突然、窓やドアが開けば、 反射的に明るい飛んで行きたくなります。 だから、窓やドアの開閉には、 くれぐれもご注意下さい。 また、不意な来客や、 宅急便のお届けなどにも 充分、注意して行動して下さい。 あなたの肩に乗ったまま、 玄関を開けようとしていませんか? 陽気が良くなり暖かくなると・・・ 窓やドアを開ける機会が増えます。 今一度、わたしと一緒に 気持ちを引き締めましょう。 ・三度のインコ保護経験 実はわたしは、人生で3回、 鳥さんを保護した経験がごさいます。 これもかなりレアな例だと思いますし 私のようなインコ好きな人が、 偶然、迷いインコと遭遇できるとは限りません。 昨年、キンカチョウのおもち君を 保護した際は、保護するまで30分を要しました。 付かず離れず間合いをキープしながら、 一気に遠く飛ばないようにと・・・ 持久戦に持ち込む作戦にしました。 『大丈夫、大丈夫だから』と声掛けをしながら、 つかず離れず適度な距離を保ちます。 そして、ようやくチャンスが訪れます。 悪戦苦闘の末、必死の思いで保護できました。 肩にぽーんて乗ってくれば、 簡単に保護できますが、 まあ、そう簡単にはいきません。 インコやオウムを逃してしまったら、 自宅に帰れる確率は、 ほぼ0に近いです。 保護されるインコは、 とてもレアケースだと理解して下さい。 いつ迷いインコに遭遇しても良いように、 わたしはカバンに必ずエサを入れています。 ※虫が入っているだピピで有名なキラピピ。 迷いインコが、 たまたまご近所の人の元へ、 飛び込んでくれればかなりラッキーです。 さらにインコ自身が人慣れしている事。 臆病なインコでは手を出せば逃げてしまいます。 私が、小学生3年生の時に居た、 凶暴セキセイのブッキーちゃん。 この子も保護インコです。 ある日、公園で遊んでいたら、 ブルーの並セキセイが木に止まりました。 慎司という友達が捕まえようと大騒ぎします。 雑に追いかけ回し始めたので、 おい、止めろ!動くなと怒鳴りつけました。 ピタッと慎司が止まったので、 そーと声掛けしなから近づきました。 そしたらサッとそばに来たので、 パッと保護しました。 あっという間の出来事でした。 あんな強い命令を友達にしたのは 後にも先にもあの時だけです。 振り返って考えてみると、 きなこのお父さん少年は、 相当、必死だったんでしょうね。 ブッキーは咬みつくから怖かったな・・・ いまでも良い思い出です。 このように、誰の肩でも止まれる子なら、 保護される確率は高いでしょう。 インコの保護というのは、 偶然と偶然が重ならなけば、 保護される確率は、 相当、厳しいでしょう。 だからこそ・・・ 窓やドアの開閉には、 くれぐれもお気をつけて下さい。 ・迷いインコの末路 インコは鳥だから外に放っても 生きていける!と 誤った認識を持つ方は一定層いますが。 しかし、断言します。 コンパニオンバードは 野生では生きていけません。 インコやオウムは、 とてもカラフルな色をしています。 外ではかなり目立ってしまいます。 だから、カラスや野良猫などの 外敵に襲われやすいのです。 さらに、飛翔には、 エネルギーを要します。 普段、あまり飛ばないインコが 外に逃げれれば、体力は相当、消費します。 飛びまっていれば、、 半日もしたら、 すぐにお腹が空いてしまいます。 一日で、力尽きて 動けなくなってしまいます。 外気温は、昼間ならまだ暖かいですが、 日が落ちれば寒さは倍増します。 これで一気に弱ってしまいます。 だから、幾ら探しても見つからないのです。 まあ、これが現実だからこそ こんな末路を辿らせてはいけません。 ・逃がさない対策とは? 愛鳥を命を守るのは、 親であるあなたの役目です。 インコには翼がある あなたに羽は生えていませんが、 インコやオウムには翼があるんです。 家庭環境によっては、 リスクが高まります。 例えば、小さなお子様がいるご家族。 また、家族の出入りが 一日中、激しいお宅。 やたら放鳥できませんよね。 放鳥とは、 インコから目を離さない。 ”ながら”放鳥をしない!! 目配り、気配りが、 基本中の基本になります。 この部屋でしか放鳥しないなど、 ルールをつくるなど・・・ ご家庭に合ったルールが必要です。 それでも不安であれば、 羽をクリッピングしたらいいです。 こんな事、言うと、 毎回、アンチに叩かれますが、 今回も構いません。 自信がない飼い主さんは、 愛鳥の羽をカットして下さい。 全て切らずに、親羽根3.4本を残して、 後は、全てカット。 部屋の範囲でしたら飛べます。 これで飛翔距離が数メートルになるので 捕まえるのも容易になります。 それでも・・・ 窓やドアの開閉には、 充分にご注意下さい。 一度、逃してしまったら、 二度と戻ってこれません。 窓に網戸があるからと過信しないで下さい。 勢いよくぶつかって 外れたと言う事例もあります。 もし不安な網戸でしたら、 レースのカーテンを引いた上で、 窓を開けて風を入れましょう。 ちなみに我が家は、 網戸の外側から、 園芸用の網を張っています。 さらに玄関ドアには、 のれんを垂らしています。 念には念を・・・ ・逃したら捜索の勝負は数時間。 インコは自分の家が どこだかわかりません。 当然、自ら家に戻る事はできません。 それでも決して諦めないで まだ近くにいる可能性は高い動物です。 タワマンの最上階でもない限り、 そう遠くに飛んでいかないはずです。 わたしならば、まず、ケージに餌を入れて 外に出します。 それから、その周辺に たくさんの餌をばら撒きまくります。 周辺を大きな声で、名前を呼び続けます。 そして普段、交わしてる会話をします。 〇〇ちゃんおやつ食べよっかと おびき寄せの声掛けをします。 だから、普段から、 呼べば来るを練習する必要があるんです。 これ、万が一に備えた訓練なんです。 〇〇ちゃん、こっちにおいで! 偉いね、良くできたね。って これは大事なしつけですよ。 あとは身近な近所さんには、 全てに声がけをします。 小さな情報でも集まるようにします。 SNSの呼びかけも忘れずに、 意外と今見たという情報は拡散されます。 逃げてすぐは、カラスに追いかけ回されて、 パニックにでもならない限り、 そう遠くには飛んで行きません。 鳥さんの習性から考えると、 初速で周辺を探してみる。 これが大事なのではと感じます。 以上、インコ放鳥で春に多発する事故。 をお送りしました。 インコに罪はありません。 少しでも多くの命が助かって欲しい。 わたし、Twitterではほとんど呟きませんが、 迷いインコのリツイートだけは継続しています。 悲しいのは飼い主でなく、 突然、未知の世界に放り出された インコ自身だからです。 今回のテーマで動画も作りました。
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