この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。
インコやオウムの病気治療
薬・注射に抵抗ある方へ
あなたが病院に行くと、お薬が必要な時、
処方されるのが抗生物質。
インコの病気の際も用いられるのが、
抗生物質です。
こんにちはきなこのお父さんです。
・インコの内臓器官は特殊です
哺乳類と鳥類では本来の暮らすべき環境が違います。
人間は哺乳類ですが、
インコは鳥類です。
そして、空を飛翔する動物です。
ともなると・・・人間とは、
内臓器官の働きそのものが違います。
鳥は胃袋が2つあったりと内臓器官が複雑です。
インコは一度、病気になると、
それが慢性化するケースが多いです。
また、長期に渡り薬を投与となると、
身体にかかる負担は大きいです。
これほど、厄介なものはありません。
・主治医を決めておく重要性
備えあれば患いなし
いま健康であっても、事前に主治医を決めておく!
とても大切だと思います。
病気になってから病院を探していては、
手遅れになる病気もあります。
その大きな理由として、
主に犬、猫など哺乳類を診る動物病院が、
鳥も簡易的なら診る程度という病院は多いです。
鳥専門医でない場合、
抗生物質とビタミン剤を出すだけ
というのは良く聞く話しです。
また、鳥に特化した獣医さんの中でも、
インコの治療方法に違いがあります。
ともなると・・・
飼育方法の指導も180度違ってきます。
確実に鳥を診てくれる病院。
あなたが信頼できる主治医の先生を
見つけておく事を強く推奨しておきます。
ここは!という病院が見つかったら、
まずは事前、電話して確認してみましょう。
・レントゲン検査
・そのう検査
・糞便検査
・血液検査
この4つが出来る病院であれば、
最低限、鳥さんが診れる病院と言えます。
主治医を持てば、
気軽にインコの健康相談できて、
万が一の病気やケガの際、
とても頼りになります。
・抗生物質の役割
感染症の治療に抗生物質は欠かせないものです。
信頼できる獣医さんが
適切な指導の元に投与すれば、
確実な効果が期待できます。
ただし、気になるのが、
抗生物質の副作用です。
病気と闘うには、強い作用が必要な訳で
抗生物質で細菌を殺します。
裏を返せば、強い毒性もあります。
わかりやすく説明すると、
悪い菌も殺すけど、良い菌も殺してしまうのです。
となると、余計な菌が増殖して
疾患を引き起こすことも考えられるんです。
我が家のかかりつけ医では、
病気の経過を見ながら、時には漢方薬を処方したり
同時に自然治療も考慮します。
抗生物質は菌が耐性化すると効かなくケースもあります。
こうなると治療が困難になります。
愛鳥病気にかかった経験がある方でしたら、
『今日は、抗生物質と・・・
あとビタミン剤も出しておきますから、
しっかり飲み切ってからまた来てください』
と言われた記憶はないでしょうか?
抗生物質とビタミン剤をセットで処方する。
これは、抗生物質を長期に渡り投与する際、
ビタミン剤で補っているのです。
抗生物質は免疫力を抑制します。
それはインコも人間も同じです。
簡単に言うと・・・
免疫力さんがこう言うんです。
『菌をやっつけるのは、抗生物質さんにお任せします!』って、
免疫力さんは、自分の仕事をサボる訳ですよ。
だから、お父さんは、
抗生物質に抵抗があるのです。
あれ、風邪かな?ちょっとヤバいな・・・
いつもと違うって、
自分の身体だからわかるじゃないですか?
だから、ちょっとくしゃみしたぐらいで
すぐに薬を飲まないし、そんな時は、
ヨーグルトでも食べてすぐに寝るようにしています。
お父さんは場合は寝ればすぐ治るんです。
余程、重度になれば別です。
薬に頼らなきゃ、乗り越えれない壁もあります。
きなこがクシュって、くしゃみしていても、
鼻水でも垂らしていない限り、
薬、薬とはならないです。
人間も例え健康体であっても、
埃などに反応して不意なくしゃみをします。
だから、愛鳥が少しうんちが緩いといっても、
それが体調のコンディションや
気候の影響かもしれません。
しかし、インコは口が聞けません。
あなたが愛鳥の分身だと思って接しなければ、
体調異変に気がつくのが遅れてしまいます。
その判断は難しいです。
『先月、1週間続いた、
あの時のゆるゆるうんちが、
実は病気の兆候だったのか・・・』と
後から気がつき後悔する。
これは、インコにも人にも言えます。
人間とは違いインコは人生を早く生きています。
人間の場合は、病気を数日、様子をみたとしても、
インコの場合は半日が勝負です。
半日、ケージの底でうずくまっている。
エサを食べない。。。
こんな体調に異常を感じたら、
全てをなげうって病院に直行して下さい。
インコは治療が遅れれば完治も難しくなる。
治せる病気も治せない。
だから早期発見、早期治療は大事。
何もなくてもいいいから、健康診断ぐらいは、
年2回ぐらいは受けさせておきたいです。
今回のお話は、あくまでもわたしも観点になります。
インコは小さな身体ゆえに薬に抵抗を感じます。
・発情抑制注射
発情の抑制にお注射を打つ場合があります。
ホルモン剤、甲状腺、辺りかと思われますが、
強い副作用が心配です。
一年中、卵を産み続ける。
一年中、発情し続けるなど
命に関わる重度な状態であれば場合によって、
薬に頼る事もあります。
お注射そうだけど、お薬も副作用が
かなり強いので、1年で卵を
7.8個、産む程度なら・・・
わたしなら治療しません。
それよりも健康な身体に特化します。
そして殻がしっかりした卵を産ませてあげます。
実際、お父さんが小学生の頃にいた、
セキセイインコのチビちゃんは、
無精卵を産みましたが、健康で長生きしました。
発情治療も大切ですが、
同時に、発情の原因を追求する。
そして、発情の一歩手前で未然に防ぐ。
こちらが最優先順位です。
【過去記事】もう発情期に無精卵は産ませないインコの発情を抑制する8つの対策!【きなこ日記】
以上、インコに抗生物質は大丈夫なの?でした。
よく持病を持つ年寄りが毎日、病院に通う。
いつも行っているからその病気以外は、
至ってい健康なんて話があるじゃないですか?
きなこが副鼻腔炎となり、現在、薬の投与を止めています。
そして、自然治療に特化しています。
それでも、定期的に病院に通います。
そして、主治医の先生に診てもらいたい。
日頃は、きなこの日光浴をしたり、
なるべく、ストレスのない環境を提供してあげる。
病は気からです。
そして、ネクトンQを飲水として飲ませて
薬の副作用に対して、強い身体を作る、
免疫力を高めるために
飲水として飲んでおります
あなたは抗生物質に
どのような見解をお持ちですか?
今回のテーマで動画も作りました。