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GWが始まりました。
昨年、一昨年と世界的パンデミックの影響から
国の規制で外出制限が課せられていました。
3年振りに規制緩和となったGW。
泊まり掛けで遠出する方も少ないのではないでしょうか。
となると・・・
愛鳥も一緒に外出したい。
あなたの愛鳥は外出できますか?
こんにちはきなこのお父さんです。
・インコは臆病で好奇心旺盛
まず、インコの特性を理解して頂きたいのです。
この子たちはとにかく新しいものが大好きです。
本当は興味深々・・・
でも、ちょっぴり怖いのです。
インコは臆病な動物だけど、
好奇心だけは人一倍あります。
あなたの愛鳥は、
どちらかと言うと臆病タイプですか?
それとも、好奇心旺盛タイプですか?
当然、個体により性格は異なります。
元々、好奇心が優っている子は、
外出も問題ないでしょう。
どちらかと言うと臆病です。
そんなお子様を持つ親鳥さんは、
その子が持つ好奇心を
引き出してあげる行動を取れは良いのです。
2歳の幼児を例にお話しします。
もじもじしながら、
好奇心から何でも興味を示すお年頃です。
このぐらいになると、
少しずつ行動範囲が広がる時期でもあります。
しかし、まだ臆病な面が勝る年齢です。
急激な環境の変化はストレスでしかありません。
突然ハプニングが起こると
どう対応して良いかわからなくなって、
果てには泣き出してしまいます。
これをインコに置き換えて考えてみます。
インコはとても知能が高い動物です。
最新の研究では、インコの知能は、
犬、猫と同等。
いや、それ以上との結果報告もあります。
インコは永遠の2歳児です。
あなたがせっかく購入してきたオモチャを
与えてみたけれど、一切、触れずにお蔵入りしてしまった💦
これって、もしかしたら・・・
あなたがいきなり愛鳥に見せた事で、
トラウマになっただけかもしれません。
インコはオモチャいう嫌な出来事を記憶します。
一度、記憶したオモチャの思い出。
それを良い出来事に記憶を改ざんさせるのは、
少しハードルが高くなります。
ここで、あなたに必要だった行動は、
急な変化を見せない配慮だったのです。
幼児もインコも好奇心旺盛です。
だけど急激な変化に対応できません。
こんな臆病な一面があると理解を深めて下さい。
いかに、普段からさりげない変化を
見せる工夫が出来るか?
遊んで欲しいオモチャがあれば、
さりげなくその辺りに置いて置く。
放鳥されて、エサを食べるいたら
エサ容器の横にオモチャがさりげなく
置いてあったりする。
やがて新しいオモチャが
当たり前に日常化するんです。
怖がらずに新しいオモチャのそばで
エサを食べる事が出来るようになった。
こうなれば、もう日常に溶け込んでいますね。
日常変化=刺激
このように少しずつ慣れさせる事で、
インコは日常が変化する事は、
楽しい事だと記憶し始めます。
きなこは雛の頃に
毎日、毎日、好奇心をくすぐりました。
いまでは、新しいものを見ても
数秒で受け入れるインコに成長しました。
こんな訓練、しつけで、
外出用のキャリーケースも自ら入れるようになります。
外出用キャリーケースに慣れさせたければ、
さりなく見える位置に置いたりします。
キャリーの上におやつの粟の穂を置く。
夢中で粟の穂を食べればもう大丈夫です。
ちょっとした工夫をして、
少しずつ変化を与えると・・・
愛鳥はすんなりと受け入れてくれます。
外出できるインコに育てる。
ケージごとあなたと外で日光浴したりして
外の空気に触れてみるのも効果的です。
野鳥などカラスの声が聞こえる。
太陽が射したり、雲が影ってみたり・・・
環境変化への対応力も身に付きます。
いまはGWですから、普段、見慣れない来客があれば、
積極的に愛鳥と触れ合ってもらいましょう。
これも日常の少しの変化に慣れさせる訓練になります。
インコは好奇心旺盛な動物です。
どんなに臆病なインコちゃんでも
おそらく30分も同じ空間に居れば、
その来客を受け入れるはずです。
こうして外出できるインコへと対応力が身につくのです。
以上、GW外出できるインコに育てる方法でした。
インコの好奇心をくすぐる育て方をする。
こうして少しずつ臆病な性格は解消されて
動じないインコへと成長できます。
あなたの愛鳥は外出できますか?
今回のテーマで動画も作りました。