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人間の平均体温は体温36℃ぐらいです。
一方、インコの体温はかなり高くて、
なんと40〜41℃もあります。
なぜ、こんなに体温が高い必要があるのか?
過酷な自然界を生き抜くための
知恵がいっぱい詰まっているんです。
こんにちはきなこのお父さんです。
41℃と聞くと・・・
ひえ〜い💦💦💦お父さんだったら、
気を失って、とっくにぶっ倒れています。
インコの体温が高い理由のひとつに、
いつでも飛翔できるようにアイドリングをかけています。
しかし、身体を温め続けるには、
もちろんパワーの源が必要です。
車であれば、さしずめガソリンになりますが、
インコの場合は・・・
小まめにエサを食べるのがとても重要なのです。
こまめに餌を食べる。
人間は一日、三食ですが、
雛は例外としても、
成鳥は一日、3食ではダメなのです。
インコは自然界では捕食対象の動物です。
いつ外敵が襲ってくるかわかりません。
身体が冷え切ってしまっていれば、
逃げるエネルギーになりません。
そこでインコは、長年の進化の過程で、
小まめに食事を食べる選択をしたのです。
食べて燃焼させる。
また、食べて燃焼させる。
インコは常にアイドリングをかけて
体温を維持しているのです。
だから、インコの身体は
40℃以上もあるのです。
・インコの体温維持の源は食べる
インコの体温と食事は、
大きく病気に関わります。
病気になれば食欲が低下します。
食欲が低下すれば体温も低下します。
まさに、悪循環となるのです。
・体調を崩したら保温する
愛鳥の体調が悪くなったら、まず、保温なのです。
一に保温、ニに保温。
三、四が餌、栄養補給。
五に保温という感じです。
愛鳥の体調が悪くなったら、
すぐに保温です!!
これだけは絶対に忘れないで下さい。
保温しながら、食欲の有無も観察する。
インコが1日食べないのは、緊急事態です。
自力で食べれるか?
強制給餌が必要となるのか?
ここも必ず見極めて欲しいのです。
以上、
インコが体温41℃もある真実を知って下さい。
をお送りしました。
インコはとても高代謝な動物です。
放鳥しているとエサを食べないで
あそびに夢中になるインコもいます。
愛鳥の代謝が低下しないように、
常に食べれる状態を作りましょう。
そして、お腹が空いたと思ったら、
自由に餌が食べれる環境も整えましょう。
体温低下で代謝を下げないように管理する。
これは・・・火を絶やさないように、
焚き火に薪を入れ続けるイメージ。
特に寒い日は体調が変化しやすいです。
放鳥時、体温を下げないようにしましょう。
今回のテーマで動画も作りました。