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オカメインコ オレンジチークのきなこちゃん【きなこのお父さんのHOW TO BIRD】

きなこ日記【きなこのお父さんのHOW TO BIRD】

【きなこ日記】オカメインコ雄の雛を家にお迎えしました!!

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こんにちは、オカメインコのお父さんです。

 

このブログの主役は、

オカメインコのルチノー種です。

 

たぶんオカメインコの雄だろう・・・。

という予測でお迎えしました。

 

名前はまだない。

 

この子と初めて出会ったのが、

西東京にある鳥専門のペットショップでした。

 

この子との出会いのお話しをする前に、

重たい話からで恐縮なのですが、

実は、2018年1月初旬に、

セキセイインコの”わさび”

雌♀3才を亡くしたばかりなのです。

 

あまりにも突然過ぎて、

もう、心の整理がつかぬままに

今、わさびに出来ると考えたあげく、

火葬してあげる事にしました。

最初から最後まで立ち合いでのお葬式となりました。

 

セキセイインコはただでさえ小さな体なのに、

さらに、小さくなっちゃって・・・。

小さな小さな骨壺で一緒に自宅に帰ってきました。

 

涙が枯れるまで、

毎日泣いて、毎日泣いて、

毎日、泣き続けていました。

 

ホントにホントにショックで、

何週間も立ち直れませんでした。

 

『もう一度だけでいい、わさびに逢わせて欲しい・・・』

そんな願いが叶うはずもありません。

 

せめて夢に出てきてまた、お話しがしたい。

何度も、何度もそう思いました。

 

わさびがお星さまになってから、

一度だけ、ベランダのほうから、

元気な鳴き声が聞こえました。

 

あれは確かにわさびでした。

 

本当に賢くて偉い子でした。

可愛くて可愛くてたまりませんでした。

でも、もういないのです。

 

朝、起きた時も、

仕事をしている時も、

夜、寝る前も突然、涙が溢れてきました。

 

ご飯も喉を通りませんでした。

時には、車を運転している時に、

前が見えなくなるほど号泣もしました。

 

そんな私を、いつもわさびは元気づけてくれました。

 

いまでも目に焼き付いているのが、

最後の最後まで一生懸命に生きた様です。

 

最後の最後にピーッて、

叫んだのです。

 

最後の力を振り絞って、

上を見上げて、

とても清らかなまなざしで

ピーッて・・・泣きました。

その直後に息を引き取りました。

 

それを見せてくれたのは、

溺愛する私がそれでも生きていくのだと、

わさびが教えてくれたのだと

後から分かりました。

※写真はわさびです。
 

あれから、4週間。

そして、丁度、8週間の時が経過しました。

 

今年の東京は、たいした雪も降らずに

冬も峠を越えました。

霜も降りず、バケツの水が氷を張ることもありませんでしたので、

暖冬と言えば暖冬だった気がします。

 

今日は、2019年2月22日。

まだ、朝晩は冷えますが、

段々と春の陽気を感じさせる季節になって来ました。

 

わさびはいつも私の心の中にいます。

いまでも変わらず永遠にかけがえのないパートナーです。

 

やっと、わさびの死を現実に受け止められたと感じます。

そして徐々に家族ともわさびのおもいでばなしが、

出来るようになってきたのです。

 

そんな矢先に、何だかふと思ったんです。

インコの姿が見たいって。

 

今日は、久しぶりに、

インコちゃんの姿が見てみたい。

という気持ちになったのです。

 

今日は西東京市の近くで、

16時から人と会う約束がありました。

 

以前から西東京市には、

”ことりさやん”という小鳥専門のペットショップがある事を知っていました。

 

『そうだ、一目、オカメインコの雛を見に行こう!!』

それだけの気持で出向きます。

 

今日は金曜日です。

時間は午後の14時過ぎです。

『えーと、確かこの辺りだと思うんだけど・・・・』

スマホのマップに住所を入力してナビします。

 

東京都西東京市中町4-6-4

『あれ、お店がないな・・・』

どうやら通り過ぎてしまったようです。

 

もう一度、マップが示す付近へ車を運びます。

『あっ、あった、あった!!』

ホームページで確認した看板がありました。

 

『あれ?半分シャッター閉まってるな・・・』

店内に人影が見えます。

 

恐る恐る店内のスライドドアを開けてみると、

店主らしき旦那さんがいらっしゃいます。

 

『すみません!!鳥ちゃん見せて頂いてもいいですか?』

『ああ、いいよ、でも今日は店は休みだけどね。』

 

てっきり今日は平日の金曜日だったので、

お店はやっていると思い込んで来てしまいました。

 

『ゆっくり見ていって下さい。』

『ありがとうございます。』

店主にお聞きしたら、

毎週、金曜日が店休日のようです。

本当に気さくな店主さんで

お休みにも関わらず、

鳥の事を詳しく説明をしてくれます。

 

マメルリハの雛、ウロコインコの雛、

コザクラインコの雛、ボタンインコの雛と

次々に抱っこさせて頂きました。

 

『皆、かわゆい!!』

鳥好きの私にはたまらない空間です。

 

セキセイインコや文鳥の雛もたくさんいます。

店主さんは昔、卸の仕事をされていたので、

独自のルートでたくさん仕入れる事が出来るそうです。

 

しかも全体的に小鳥を安く販売されています。

 

店先のカラスがよくしゃべります。

一風変わった羽衣セキセイインコもいます。

髪形がカッコよく決まっている小鳥ちゃんです。

 

そして、今日、メインで見に来たのが、

オカメインコの雛です。

 

種類はルチノーが2羽。

 

お店のオーナーにたくさんの小鳥の雛を紹介してもらいながら、

一番、気になっていたのが、

お店の奥のほうアクリルケースの中にいます。

さっきから1羽がこちらの様子を伺っています。

 

流石にコンパニオンバードと呼ばれ、

長く付き合えと大人気のインコちゃん。

とても温和そうな性格をしています。

 

おっとりした性格なのに、

頭の上にある美しい王冠スタイル。

ほっぺにあるオレンジ色のチークが

とても可愛いオカメインコの雛です。

 

”ことりやさん”には、

オカメインコの雛が2羽いたのです。

しかも2羽ともルチノーのようです。

 

いつかお迎えするのら断然、

ルチノーがいい!!と決めていたのですが、

いま、お迎えする予定もないのに、

頭の中が混乱してきます。

 

ルチノーか願ったり叶ったりだな。

『いやいやダメダメ』

しかし、大きなおめめをしています。

 

『かわゆい。』

わたしに迷いが生じます。

 

オーナーが注射器でスリエサをあげます。

そして、わたしに一言、

『可愛いでしょう。』

 

確かに、お顔も姿もパーフェクトです。。。。

『連れて帰りたい・・・』という衝動に駆られます。

そんな気持ちを抑えながら、雛を小屋に戻します。

 

しかし、今年はどこのペットショップも

小鳥の雛が少ないように感じます。

”ことりさやん”の店主に尋ねてみました。

 

『雛がどこのペットショップも少ない気がするのですが・・・』

 

『ああ、繁殖業者で4,000羽、焼けちゃったんだ。』

 

後日、調べてみたら、2018年12月16日、

静岡は浜松のブリーダーが家事に見舞われてようです。

 

2019年は雛の流通が少ないそうです。

小屋から逃げる事も出来なく、

全焼するだなんてあまりにも可哀そすぎな事件です。

 

こんな会話をしている間も、

オカメインコの雛が気になります。

 

『もう一度、先程のオカメの雛を見せて下さい!!』

わたしは再び、オカメインコの雛を抱っこします。

 

1羽は大人しく頭が小さめです。

 

もう1羽はとても元気が良く

比べるとやや頭が四角く見えます。

この子達はまだ、生後2カ月半~3カ月程度のようです。

『オカメはこの時期はまだ性別は分からないですよね?』

 

『いや、骨格でだいたいわかるよ。』

 

『体の色じゃなくて骨格で分かるんですか!?』

 

さすがプロだ!!

長年、小鳥を見ているオカメの骨格で分かるのか!!

 

早速、尋ねてみます。

『こちらの元気のいい子は雄ですか、それとも雌ですか?』

『元気なほうが雄で、奥にいる雛はたぶん雌だな。』

とズバリと言い切ります。

 

『そうか、元気にこちらを見ている子は雄なのか!!』

わたしはオカメインコだったら、

ルチノー種で、しかも雄希望でした。

もうバッチリです。

『抱っこさせて下さい。』

『ああ、いいですよ。』

 

『(無言)う~ん、かわゆい!!』

これは運命的な出会いなのか!?

しばらく悩みます。

 

『どうしようかな・・・』

『止めようかな・・・』

でも、かわいいな・・・

時計をみると、すでに15時を過ぎています。

えっ、もう1時間経ったの?

と心の中で叫びます。

 

この後、人と会う約束があるし、

時間に間に合わなくなる。

今日は帰ろうかな。

でもかわいいな。

雛ばかりはこの時、この瞬間だからな・・・

今日、このまま帰ってしまえば、

明日はもういないかも・・・

横にいる妻に聞きます。

『連れて帰りたい・・・』

とこのようなニュアンスを伝えます。

 

『好きにすればいいよ。』

 

『好きにしていいの⁉』

私の気持を後押しちゃいました。

 

数分後、

『この雄だと思われるほうの雛、お迎えします。』

とお店のオーナー伝えます。

 

この瞬間、オカメインコの雛が我が家の子供になる事が決定したのです。

 

現在、毎日の差し餌は3食だそうです。

『今日、夜の差し餌だから、後は明日の朝も同じようにあげて下さい。』

 

1回の量は約10cc程度。

差し餌をお湯で溶かし適温の40度~43度にします。

雛は冷たすぎても食べたがらないのです。

 

人間の赤ちゃんだって、

冷たくなった粉ミルクを口にしませんもんね。

 

差し餌を注射器に入れます。

注射器の先に柔らかくて細いゴミホースが付いています。

 

雛のそのうに直接、届くように2cmぐらい奥にホースを入れます。

そして注射器をほんの数秒足らずで一気に流し込みます。

 

『(無言)5秒足らずで流し込むように食べるだ・・・』

と少し驚きました。

お迎え前のお食事を済ませると、

オカメインコの雛は白い箱の中に入ります。

 

同時にスリエサとあわ、そして注射器を購入しました。

『(無言)注射器使うのなんか怖いな・・・』

 

少しの不安を抱きながら、お店を後にしました。

車に揺られてオカメインコの雛は、

我が家に向かい一緒に帰宅します。

 

おっと、その前に16時の約束、間に合うかな・・・

 

お迎え初日の2月22日に撮影した動画はコチラ

 

続く。

 

※ことりやさんのHPにあった写真です。真ん中がうちの子です。

 

 

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