この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
オカメとセキセイインコの冬の保温について
オーストラリア内陸部出身のオカメインコ。
他にセキセイインコも同州出身です。
生息地であるオーストラリアは
熱帯のイメージもありますが、
実は、夏は暑く冬が寒いです。
・冬の寒さに強い個体
オカメとセキセイは
寒さに強く健康で丈夫な個体が多いのです。
寒さや環境変化に強く日本の環境が合う個体です。
・生息地はオーストラリアの砂漠地帯の現実
オカメとセキセイは日本の鳥ではありません。
オーストラリア内陸部の砂漠地帯に生息しています。
近年、日本の夏の酷暑です。
毎年、35℃を超える灼熱の夏です。
生息地のオーストラリア内陸部は砂漠地帯です。
夏の最高気温は35℃を越えます。
日本とオーストラリアでは、
いま、丁度、真逆の季節ですね。
オーストラリアでは冬が6月頃~9月の時期になります。
冬は5℃以下になる日もあります。
湿度に関しては、
年間を通してみると日本の気候と比べるとやや低めで、
平均湿度は20.30%ぐらいです。
オーストラリアの砂漠地帯は天候が不安定です。
何か月も雨が降り続くこともあれば、
何年も雨が降らない事もあります。
とても過酷な気象条件に生息しているのです。
オカメとセキセイはサバイバル能力が高く、
強い生命力がある動物だと感じます。
日本で繁殖されたきた個体だと、
日本の環境に慣れている個体もいます。
日本には四季があります。
1年の季節の移り変わりが激しい日本。
寒さに強いと言われますが、
日本の四季の寒暖差は厳しいと感じます。
きなこのお父さんの主観になりますが、
冬の保温はある程度は必要だと考えるのです。
一冬を越した個体であれば、
日本の冬でも保温は不要と言われます。
ただし、あくまでも健康な個体に限ります。
ちなみにきなこの冬はヒーターなしです。
秋になると止まり木ヒーターを使用し始めます。
さらにトップシーズンともなれば、
東京も氷点下0度になります。
真冬はケージの下に電気カーペットを敷きます。
保温しすぎると寒さに弱くなります。
一年中、発情する子の場合、
過保護な保温に問題があるかもしれません。
これが、お父さん流の冬の保温です。
温め過ぎず寒すぎずを考えた末の策です。