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オカメインコ オレンジチークのきなこちゃん【きなこのお父さんのHOW TO BIRD】

きなこ日記【きなこのお父さんのHOW TO BIRD】

【きなこ日記】お迎え1日目 オカメインコの雛ちゃんはまだ怯えています。

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【きなこ日記】お迎え1日目 オカメインコの雛ちゃんはまだ怯えています。

こんにちは、オカメインコのお父さんです。

お迎えして1日目の朝を迎えました。

今日は、2月23日です。

 

今朝も寒く冷えます。

朝の最低気温は6度なので、

まだまだひな鳥には保温が必要不可欠です。

 

昨晩は熱帯魚用の水槽が余っていたので。

小動物用のチップを敷き詰めました。

 

水槽には透明の蓋が付いているのですが、

念の為に半分だけかぶせて、

バスタオルをかぶせて寝かせました。

ここがオカメインコの雛ちゃんのお家になります。

水槽の中には、小動物用のヒーターを入れます。

 

保温力を高める為に、窓際の冷気を防ぐボードで回りを固めます。

発泡ポリスチレン製のボードタイプのなので保温力は抜群です。

 

水槽の気温が分かるように、

目安として100均で購入した温度計もいれました。

夜中の間、水槽の中は約28度に保たれていました。

冬場の雛は、大体28度から32度が快適なので丁度良かったようです。

 

冬場を越して、成鳥へとステップする春を迎えるまでは

しばらく水槽暮らしです。

 

さて、オカメインコの雛ちゃんは、

元気に起きてくるのでしょうか?

 

恐る恐るバスタオルを取ります。

 

緊張した面持ちでこちらを見ています。

表情はかなりこわばっています。

昨日までと違う環境に

戸惑うのも無理もありません。

こちらは、数日待つ覚悟で、

接していく必要があるのです。

 

中にはお迎えして1日、2日は

餌を食べない子もいると聞いた事があります。

 

昨日までは、となりに仲間の雛がいたのです。

今朝、起きてみると、

回りも見渡せばどこにもひな鳥がいないのです。

そして全てが初めて目にするものばかりなのです。

 

緊張しないはずがありません。

起床して10分が経過します。

オカメインコの雛はまだ緊張しています。

 

 

『朝ごはん食べさせてあげなきゃ・・・』

と取り急ぎベビーパウダーのフォーミュラーで作ります。

 

この子はペットショップでは、

毎日、差し餌は3食だったそうです。

 

今日からおとうさんのわたしが注射器で差し餌をするのです。

でも、注射器にはかなり抵抗と不安があります。

 

雛が吐き戻したりならないように、

上手にそのうに届くようあげなければなりません。

 

1回の量は約10cc程度。

差し餌をお湯で溶かして、

適温の40度~43度にします。

雛は冷たすぎても食べたがりません。

 

注射器の先には柔らかくて、

細いゴミホースが付いています。

 

雛のそのうに直接、届くように

2cmぐらいを喉の奥までホースを入れます。

 

何だか胃カメラを想像しちゃて、

上手くできるかまったく自信がありません。

 

お店では、雛のそのうに、

注射器をほんの数秒足らずで一気に流し込んでいました。

私にも果たして上手くいきますか・・・。

 

前日は、お店のオーナーはスプーンではなく、

注射器であげていた事もありまずは同じものと注射器を購入。

 

そして、ベビーバード用のパウダー状フードも購入。

KAYTEE(ケイディ)という海外メーカーの

exact(イグザクト)という商品です。

色はきなこのような色をしています。

甘い香りがします。

そのベビーバードパウダーのフォーミュラーと、

念のためあわ玉も同時に購入してきました。

お迎えしたオカメインコの雛は、

推定2018年12末生まれです。

 

生まれてから約2が月半が経過しています。

ショップにいたのでまだ注射器での差し餌です。

 

この子の将来を考えると、

もうそろそろ差し餌から一人餌に、

切り替えをしても良い頃です。

 

 

差し餌も適温になった所で、

雛の口元に差し餌を持っていきます。

しかし、口にしようとしません。

 

『う~ん、まだ緊張しているのかな』

今度はスプーンで口元に持っていきます。

口を開くどころか、表情ひとつ変えません。

 

注射器の扱いに慣れている人であれば、

きっとくちばしをスッと開けて、

注射器でちゅーとご飯をあげる事ができるのでしょうね。

 

しかし、初めてだと注射器で、

差し餌をするのは怖いです。

 

上手くくちばしを開けることも出来なければ、

オカメインコの雛ちゃんを

上手に抱っこしてあげる事もできません。

 

何だかおとうさんまで、

表情がかなりこわばってきました。

 

格闘する事、30分。

何一つ、成果も出ないないまま時は過ぎていきます。

 

『注射器は難しいな・・・』

 

今度はあわ玉を見せます。

 

『食べてくれない・・・』

オカメインコの雛ちゃんは見向きもしてくれません。

いよいよ耐久戦に入ります。

 

『早くごはんを食べさせてあげたい。』

と気持ちが焦ります。

 

ペットショップのオーナーにように、

ひょいひょいって差し餌をあげられたらどんなに楽か!!

 

私には上手く注射器で流し込む事が出来ません。

『いや、困った!!』

 

そりゃそうですよね。

昨日、知り合ったばかりの人から

『おにぎりあげるから食べな。』

と言われてもいくら空腹だとしても、

食べる人はいませんもんね。

 

ここに信頼関係が成り立っていれば、

素直に『ありがとう!!』

とおにぎりを食べますもんね。

 

まだオカメインコの雛ちゃんとの、

信頼関係は成り立っていません。

 

昨日の午後、初めて会って、

いきなり『おとうさんだよ!!』

と言われても、

そんな人、怪しすぎて気を許すはずもありません。

 

そんなこんなで悪戦苦闘していると、

そばに居た、嫁が一言放ちました。

 

『自分で勝手に食べてるよ。』

オカメインコの雛に目をやると・・・

バキバキと音を立てながら、

食べているじゃありませんか!!

 

モグモグモグ。

しかも、ペレットです・・・。

 

あっさりと一人餌デビュー。

セキセイインコ用のペレット。

その小さな粒状をついばんでいます。

 

ゆっくりゆっくりとかみ砕いて食べています。

初めて味わうペレットです。

 

フルーツの美味しい臭いに、

お腹が空いてきたのでしょうか。

 

これでさっきまでの不安は一気に吹き飛びました。

 


 

『ああ、よかった。』

ほっとしたの同時に肩透かしを食らった感覚です。

 

思わず注射器を見つめてしまいました。

購入して、1回も使わずに一人餌です。

 

まあ注射器は体調が悪くなった時に使えるので、

それはそれで購入して良かった。

 

オカメインコの雛を見つめます。

ゆっくりゆっくりと味わって食べています。

 

オカメインコの雛は差し餌から、

一人餌への切り替えが難しい聞いています。

 

それがこんなにあっさりで良いのでしょうか。

ホント、手間の掛からない良い子ですね。

 

結局、1時間近く、ペレットを食べていました。

初めてのごはんタイムややれやれでした。

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