この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
インコ・オウムは鳥類界のグルメ王!?甘党、辛党?好みの味覚とは?
インコはグルメ評論家です。
美味しい味を知っているのです。
こんにちはきなこのおとうさんです。
インコと人間の舌は良く似ています。
人間が舌で味覚を感じ取るように、
インコも舌で味覚を感じ取ります。
人間は舌の表面には
”味蕾”(みらい)という器官が存在します。
インコは舌の表面だけでなく、
上あご、喉にも味覚を感じる味蕾が存在します。
舌以外にも味蕾細胞があるインコ。
グルメの資質がありそうです。
今まで食べていたエサのメーカーを変えたら
まったく食べなくなった。
これは、グルメなすぎる
インコやオウムならではの逸話なのです。
・インコは鳥類界を代表するグルメ王。
味覚を感じる味蕾の細胞数を比較すると、
ニワトリは約25個。
アヒルは約200個。
そしてインコとオウムは約350個です。
細胞の数はニワトリの約15倍にもなります。
鳥類の中ではかなり突出した細胞の数なのです。
この事からもインコがグルメ王だとも言えます。
舌で味覚を感じながら、
食感を確かめていると言います。
グルメだね~。
ちなみに、人間の味蕾の細胞数は飛び抜けています。
成人で5,000個以上。
しかし、幼児の頃は、10,000個以上あります。
このデーターから個人的に思う事があります。
幼少期に食べれなかったピーマンやセロリなどが
大人になると食べれるようになるのは・・・
もしかしたら、
味蕾に関係があるのでしょうかね?
先生!質問です!!
『鳥は辛さが解らないと聞いた事があるのですが・・・』
人間が唐辛子などの辛い食べ物を食べると、
『ひえ~っ』と感じますが、
実は、神経の痛覚で知覚しています。
辛味は味覚ではなく神経で感じているのです。
鳥類にはこの辛さを感じない体の仕組みをしています。
グルメ王へ鍵は雛の育て方です。
雛の時にエサの好みが決まります。
雛から育てる場合、色々なエサを与えましょう。
何でも食べられるインコに育ちます。
いざという時に役に立ちます。
インコにも味覚がある理解を深めて
愛鳥の食事に関心を持って頂けたら幸いです。
あなたの愛鳥はグルメですか?
続く。
今回もブログと同じテーマでYouTube動画を作りました。