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ペットショップでふと目に止まった”鳥の十戒”という用紙 インコ愛好家の教え
きなこは爪が伸びるのが早いのです。
今日は、自然に爪とぎができるようにと、
爪とぎ止まり木を求めて、
近所のペットフォ〇ストに行ってきました。
こんにちは、きなこのおとうさんです。
もちろんインコ専用の爪切りも持っているのですが、
普段の生活の中でも、
自然にあんよの爪がとぎとぎできるように
止まり木を探し求めてお店の中に・・・
『鳥さんのコーナーはどこかな・・・』
『あ、あった、あったこれだ!!』
探していたものが見つかりました。
それがこれです。
同じものがいくつか陳列されていたのですが、
いちばん前に陳列されていた止まり木を
手に取り悩んでしまいました。
『ふ、太すぎる。』
『これは、きなこには少し太いかな。』
と悩んでいると、
きなこのお母さんが、
『太さが違うのもあるよ!!』
というじゃありませんか。
確かによーく見ると、
それぞれの商品の太さや長さが違うのです。
物凄く太いものから、
セキセイインコが止まる太さのものまで・・・
ユーザーが選べる配慮っていいですね。
という事で、
無事にきなこの爪とぎ止まり木を購入する事ができました。
そして、今日のもうひとつの目的が、
インコちゃん達を見る為です。
インコに癒されたい♡♡♡
うちのきなこと一緒にいるだけでも充分癒されて、
とっても可愛いのですが、
たまにはペットショップにいるインコちゃん達にも会ってみたい。
言ってみれば、
どんなインコちゃんでも、皆、可愛い。
インコフリークとしては、
正直、インコの仕草を見ているだけで癒されるのです。
もう、それだけでいいです。
コガネメキシコインコさんがこっちを見ています。
ホオミドリアカウロコインコさんもいます。
文鳥さん、マメリルハさん、ボタンインコさんに、
ゴシキセイガインコさん、セキセイインコさんと
たくさんのインコさんがいました。
成鳥も雛鳥さんも可愛いですよね。
小鳥さんコーナーの入り口付近を見渡していたら、
ふと”鳥の飼い主への十戒”と明記された
コピーされた用紙が目に止まります。
”鳥の十戒”
その用紙の下りには、
こんな言葉がありました。
私は10年かそれ以上生きるでしょう。
飼い主と別れるのは大変辛いのです。
お家に連れて帰る前にその事を思い出して下さい。
とあります。
分かっているようで、
分かっていない事だらけなのが人間です。
初心忘るべからずではありませんが、
とても気になるフレーズが、
目に飛び込んできます。
十戒という言葉もさることながら、
今一度、目を通してみるべき内容だと思い、
その用紙を自宅に持ち帰る事にしました。
この写真が実際の用紙になります。
そしてその用紙に記載されていた内容は
以下のとおりです。
そのまま忠実に書き起こしました。
1.私は10年かそれ以上生きるでしょう。
飼い主と別れるのは大変辛いのです。
お家に連れて帰る前にその事を思い出して下さい。
2.あなたが私に望んでいることを理解する時間をください。
3.私を信じてください。それが私の幸せにとって重要なのです。
4.長い間私に対して怒らないでください。
罰として閉じ込めたりしないでください。
あなたには仕事と娯楽があり友達もいます。
私にはあなたしかいないのです。
5.私に時々話しかけてください。
あなたの言葉が理解できなくても、
話しかけてくれればあなたの声はわかります。
6.あなたがどのように私を扱っても、私はそれを忘れません。
7.私を叩く前に、私にはくちばしがあって
あなたの手の骨をたやすく噛み砕いてしまうこともできるということを思い出してください。
でも私は噛みません。
8.私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、
私が協力的でない、だらしないと叱る前に、
そうさせる原因があるかどうか考えてみてください。
たぶん適切な食べ物をもらっていないか、
ケージにいる時間が長すぎるのです。
9.私が年老いても世話をしてください。
あなたも年をとるのですから。
10.私が最後に旅立つとき、一緒にいてください。
“見ていられない”とか
“自分のいないときであってほしい”なんて言わないで。
あなたがそこにいてくれれば、
どんなことも平気です。
あなたを愛しているのだから。
TEN COMMANDMENTS OF PARROT OWNERSHIP
– From a parrot’s point of view –
By Jane Hallander
うーん、インコさんに限らず、
動物をお迎えする人は必ず肝に銘じなければならぬ内容です。
こんな素敵な鳥の十戒は、
ジェーン・ホランダーさん(Jane Hallander)
という方が書いたものです。
愛鳥家に向けて情報発信したものです。
一言で素晴らしい。
飼い主が、生き物を飼う前に、
考えるべき事、全てが集約された内容です。
このブログを訪れてくれたあなたは
きっと愛鳥家だと思います。
決して、インコさんが悲しむような事を
するような人はいないと思います。
しかし残念ながら、あなたの周りにも心無い飼い主はいると思います。
わたしにも小鳥を飼った事がある人から、
直接、酷い経験談を聞いた事がいくつかあります。
餌を空にしたら死んじゃってた・・・。
ペットは観賞用だから死んだらまた買えばいいとドライに割り切る人・・・。
そんな人達はペットを飼う以前に
人としてどうかと思ってしまいます。
こんな人は自分の事も大切できないと思うのですが、
これ以上、語ると熱くなるそうなのでこの辺にして、
今回、偶然目に止まった、
ジェーン・ホランダーさん教え。
これを学びにして微力でも、
鳥の十戒を広く多くの人に伝えていくべきものだと思いました。
今日一日の終わりに、
きなこの事、大切に出来ているかな。
と自問自答しながら、
ゲージに止まり木を付け始めるきなこのお父さんでした。