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オカメインコさんって・・・
誰も言わないから言っちゃいますが、
本当は鼻がブサイクな動物さんです。
あら言っちゃたよ。ゴメンねきなこちゃん!
今回は、この圧倒的な存在感を示す鼻の秘密をお話しします。
こんにちはきなこのお父さんです。
他のインコやオウムと比較すると
やっぱりオカメインコさんだけ
鼻がブサイク。。って、
あなたも思った事ありませんか?
・大きく主張するオカメの鼻
横からみたりして・・・
角度を変える見ると
物凄く可愛いお顔だし・・・
それにオカメの愛くるしい仕草や行動を見ていたら、
オカメが欲しい!と思う愛鳥家は多いと思うんです。
でも・・・やっぱり鼻がブサイク過ぎて、
どうもお迎えする気になれない。
一歩、踏み切れないで断念したというあなた。
わたし・・・多分ですよ、
こんな方は意外と多いと思うんですよ!
しかし、これ不思議なもので、
毎日、一緒に過ごしていると、
この豚っぱなを含めて
愛くるしいぐらいに可愛いのなんのって❣️
最初は気になっていた鼻も
これはこれで意外といいかもって、
ブサ可愛いなんて思ってきて、
今じゃ、この鼻があってこそオカメクオリティー。
鼻もひっくるめて可愛いに変化しちゃっているんですよ。
個体によって微妙に形が違います。
そして何よりも圧倒的な存在感。
あまりにも目立ち過ぎる鼻をしています。
右と左の形や鼻の穴の大きさも
微妙に違がかったりします。
もうジャンボジェット機並みに
空気を取り込みそうなデカい鼻。
さぞかし役に立ったいると思いきや、
大した役には立っていません💦💦💦
・鳥類の鼻の秘密
鳥類の鼻は、
まったく効かない訳ではありませんが、
嗅覚を退化させて進化してきた動物です。
それでも人間並みの嗅覚があります。
空を飛翔する鳥類は、
嗅覚を頼りに嗅ぎ分けるよりも、
視力を研ぎ澄ませる必要がありました。
空中を猛スピードで飛翔している時に、
空気中に散布している、
特定の臭いだけを嗅ぎ分けるのは
困難だからです。
そこで嗅覚を退化させながら、
視力が発達させながら進化してきました。
ギョエ👀と外敵を発見したり、
うあ、美味しそう〜とエサを探すにも目を使います。
あっ、ボクの群れ仲間がいた!とかね。
これら全てにおいて、
嗅覚を頼りにするよりも
目で見て確認したほうが遥かに早いんです。
確実に視力4.0以上あると言われる鳥類。
そして嗅覚を退化させてきた鳥類。
でも、オカメインコだけは、
とても豪快な鼻をしています。
これどうしてなんでしょうかね?
どなたか研究とか発表している方はいませんかね?
わたしもわからない。。
セキセイインコもある意味では
オカメインコに近い鼻をしていますが、
セキセイとオカメはの生息地は同じです。
オーストリアの内陸部にある
砂漠地帯に群れで生活しています。
もしかするとオーストリアが
何か関係するのかしら?
・デカすぎるゆえに起こる鼻エピソード
退化し忘れてしまった鼻。
空を飛ぶだけに特化させながら、
進化を遂げてきた鳥類だから、
極限まで体を軽くしてきました。
骨なんて軽量化の為に、
まるでストローのように
空洞化しているぐらいなんですよ。
凄ましく身体の軽量化を計ってきたのに、
それでもほとんど必要性を感じない鼻は
どーだ!と言わんばかりにくっついています。
あまりにもデカ過ぎて、
いつもホワ毛をつけています。
時には粟穂の殻も鼻にくっつけています。
嗅覚の器官は退化していったのに、
やっぱり邪魔じゃないの?
その鼻!!ときなこに聞いてみたいものです。
以上、オカメインコの圧倒的な存在感がある鼻の秘密でした。
まあ、これも含めてオカメインコの
チャームポイントなんですけど、
どうしても他のインコちゃんと比べて
鼻がデカいんだよなあ。
今回のテーマで動画も作りました。