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オエ、オエはキケンサインなの!? あなたの愛鳥の主食はペレットですか？ だとしたら・・・ たまに喉に詰まらせて オエ、オエやっていないですか？オエ～ これって意外と盲点なんです。 最悪、詰まらせた途端にあっという間に 命を落とすキケン性もあるんです。 こんにちはきなこのお父さんです。 お正月に高齢者がお餅を喉に詰まらせたではないですが・・・ インコに多いのがペレットを 喉に詰まらせる事故です。
ペレットは小粒なものから大粒なものまであります。 それに各メーカーによって形も堅さも違います。 ペレットはシード類とは違って様々な成分が配合されています。 ビスケットのよううな感じで堅い粒状になっています。 ペレットとはインコに必要な成分を これ一つでまかなえる総合栄養食です。
シード類で育てるよりも 長寿になる傾向にある事が報告されているので ペレットを求める飼い主さんは多いと思います。 しかし、時折り見せる・・・ オエ、オエという仕草。 これ、とても気になります。 ご飯中に稀に見せる程度でしたら さほど気にするレベルでもないですが、 ご飯を食べていない時間にも オエ、オエしているようであれば 違う病気が疑われます。 その場合、そのう炎などが考えられます。 常に食べにくそうにオエ、オエしたり、 普段の仕草でオエ、オエが見られたら、 即座に病院を受診して下さい。 さてペレットで、 オエ、オエしないようにするには、 どうしたら良いのでしょうか？
・インコはエサを丸のみする！？ 基本的にインコはエサは丸呑みです。 人間でしたら、 胃の負担を軽くするために口の中で、 何回も何回も噛んで消化を助けます。 しかし、インコは、 そのうという器官がありそこで エサを粉砕せる働きがあるんです。 だから、エサを丸呑みできる大きさならば、 即座に飲み込み そのうにダイレクトに送り込んでいるんです。 こんな鳥類の特徴は、 インコ生活を送る親鳥さんには、 インコはエサを丸のみにすると 頭に叩き込んでおいて欲しいのです。 だからオエ、オエとしたら 注意深く見守って上げてください。
もしもあなたの愛鳥が早食いでしたら、 ペレットを喉に詰まらせてしまう 可能性のある個体です。 インコやオウムという動物は、 野生下においては捕食対象です。 すぐに飛べるように、 そしてさあーと逃げれるようにと 身体の構造が進化してきました。 こまめにうんちをするのも 常に体重を軽くして 身軽に飛べるようにしているんです。 身体を軽く保つために、 エサはこまめに摂ります。
・正しいペレットの与え方。 一度に与える量を調整する。 喉に詰まらせやすい個体の場合、 ペレットを小分けに与えると良いです。 エサ受けを山盛りにしていると、 どんな食べ方をしているのか？ そして、一度に食べきれる量も把握できません。 個体によっては早食いな子もいます。 こんな子は大きいペレットまでも 丸のみして喉に詰まらせてしまいます。
エサを喉に詰まらせて 器官を塞いでしまえば 最悪、即、死に至ります。 エサの大きさには、 充分な配慮が必要となります。 また、詰まらせたからと、 無理水分を摂らせようと、 例えば、野菜など他のエサを食べさせるのは かえって詰まりを 増長させるリスクも考えられます。
こんな時は水です。 くちばしの横から、 スポイトやストローなどで一滴で良いので、 水を飲ませてあげると消化を助けます。 大きさが合わない場合は、 メーカーを変更するのも良いでしょう。 我が家はハリソンのスーパーファイン。 超極粒タイプにしています。
ちなみにこのサイズはセキセイインコさん用ですが、 きなこはオカメインコ。 ワンランクサイズをさげていても 噛み砕いて食べています。 ハリソンは比較的小さくて砕きやすいようですが、 それでも一度、 噛まないと食べれない大きさをしているようです。 こんな場合は市販のミキサー機や スリコギなどで細かく粉砕してから与える事も 選択肢のひとつです。 粉に近い粒でも食べれる個体であれば、 それに越した事はないです。 まあ、噛んで食べるというのは 食の楽しみでもあるんですが・・・ 喉に詰まらせては元も子もないです。
以上、インコがペレットを喉に詰まらせない極意。 オエ、オエはキケンサイン！？でした。 如何でしたか？ 普段の食べ具合を見て、 いまのペレットが個体に合っているか？ 今一度、考えてみては如何でしょうか。
今回のテーマで動画も作りました。