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近年、コンパニオンバードの 人気種の幅がセキセイインコ以外に どんどん拡がっています。 また、それぞれの原産国も異なります。 こんにちはきなこのお父さんです。 日本でいちばんメジャーな コンパニオンバードと言えばセキセイインコ。 今回はセキセイインコの魅力については あえて語りませんが・・・ とにかく不動の人気ナンバーワンと言えば、 セキセイインコですよね。 そこで今回は、 セキセイインコを例にお話しさせて頂きます。 セキセイインコの原産国はオーストラリアの砂漠地帯。 この地はオカメインコの原産国でもあります。 セキセイインコとオカメインコは ほぼ同じ地域に生息しています。 セキセイインコは 群れとなり集団を形成して 外敵から身を守ります。 ハヤブサなどの猛禽類。 そして、地上には蛇など数多くの外敵が生息します。 外敵が奇襲して来ると、群れは一致団結。 集団で同じ動きをして敵を翻弄します。 時には違う鳥類と結集して闘ったり逃げる事もあります。 そんな中で、 非常に役に立つのがセキセイインコやオカメインコの原種カラーです。 ・原種カラーの配色とその役割 ちょっと想像して頂きたいのですが 原種のボディーカラーは、 セキセイインコは身体が黄緑色で頭が黄色です。 そして、オカメインコの原種カラーは、 ボディーカラーがグレーで頭は黄色になります。 この身体の色は身を隠すの非常に役に立つのです。 オカメインコは地味なグレーだと考えるとして・・・ セキセイインコのほうは黄緑色で 派手やかな色をしています。 こんなに派手じゃ外敵に襲われるじゃないの!? でも・・・大丈夫。 オーストラリアにはユーカリの木があります。 そしてイネ科の草が草原となっている地域です。 セキセイインコの原種カラーは見事に同化します。 そしてグレーボディーのオカメインコも 枯れ木の色によく馴染むのだとか・・・。 ・飛翔スピードはオーストラリアナンバーワンです。 セキセイとオカメの飛翔スピードはトップクラス。 特にオカメインコの飛翔スピードはナンバーワン。 外敵である猛禽類のハヤブサよりも勝る スピードの持ち主です。 そして彼らはスピードに 加えてスタミナもあります。 空気の薄い高い空を楽々とこなして 息切れひとつせずに長距離を飛翔します。 時には、水源を求めて数百キロを移動もします。 彼らは飛翔スピード+強靭なスタミナを兼ね備えいたのです。 そして半端ない飛翔能力と旋回能力も兼ね備えています。 野生下のセキセイインコ達の性格は、 とても警戒心が強いです。 当然、私たちが近づいても触れ合う事はできません。 それどころか、臆病な性格の持ち主なので 天敵とみればすぐさま逃れようとします。 コンパニオンバードのインコを見ていると、 どこにそんな力がるのかと疑ってしまいますが、 飼い鳥は野生のインコやオウムとして産まれていません。 コンパニオンバードとして育てられると 野生で生きる知恵よりも、 人間社会で生きる知恵がつきます。 以上、 野生インコの原種カラーが決まった理由がカッコいい!? お送りしました。 如何でしたか? インコやオウムは進化する過程で 原種カラーという護身術を身につけていたのですね。 群となり外敵から身を守り子孫繁栄の為に 命懸けで生きるインコやオウム。 私たち人間も見習って、 少しでもマッチョなハートにしたいですね❤️ いつか雄大な砂漠地帯で 1.000羽からなるセキセイやオカメの群れを見てみたいと思っております。 一度だけシドニーで 野生インコを見たことあるんですけどね❤️ 今回のテーマで動画も作りました。