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正しいインコの掴み方!胸が苦しい、息ができない!?【きなこ日記】
羽をクリッピングする時。
病気でお薬を飲ませる時など・・・
インコを保定しなければなりません。
しかし、無理矢理、インコの体を鷲掴みしたりしないで下さい。
特に胸を締めつけると息ができなくなってしまいます。
『お願いだから胸を締めつけないないで!』
インコの悲痛な叫びです。
こんにちは、きなこのおとうさんです。
インコは飛翔する動物です。
大空を羽ばたく鳥の姿は壮大そのものですよね。
そんな鳥類が大空を飛ぶためには、
大量の酸素が必要なのです。
一回の呼吸で多くの酸素を取り込めるように、
胸には9つの気嚢があります。
気嚢の働きで蓄えた空気を
酸素と二酸化炭素に分けます。
二酸化炭素を吐き出して、
酸素のみが肺に送られます。
やっぱり鳥は凄い。
何だか、きなこがジャンボジェット機に見えてきた。
・インコ保定の注意点!!
インコを捕まえて保定する際に、
胸の辺りを締めつけるのは危険行為です。
胸を締めつけるように握ってしまうと
まったく呼吸ができなくなってしまいます。
インコは首を絞めても呼吸する事はできるのですが、
胸を締めつけられてしまうと呼吸ができなくなるのです。
えっ?
首を絞めても息ができるの?
インコが空を飛ぶには大量の酸素が必要です。
一回の呼吸で空気を吸って吐いています。
だから、喉が開きっぱなしなのです。
だからと言って・・・
愛鳥の首を絞めたらダメですよ!!
インコが首を絞められても呼吸ができる理由は、
実は、インコの喉が常に開いた状態だからなのです。
人間の場合は首を絞められると呼吸できなくなりますが、
インコは首が絞まっても大丈夫なのですね。
知れば知るほど、神秘的なインコ。
さすが、元恐竜。
我々の歴史と比べたら役者が違いますね。
続く。
今回の記事をYouTubeの動画にしてみました。
正しいインコの保定を解説しています。