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インコのくちばしについて ヒビ割れ理由と発情のNG行為 【きなこ日記】
鳥にはくちばしがあります。
野鳥のくちばしを見ると・・・
先が細くて鋭いイメージがあります。
今回テーマは、くちばし。
インコのくちばしについてお話ししたいと思います。
こんにちは、きなこのおとうさんです。
インコのくちばしは、上下の長さが違います。
上くちばしは先が長くて下向きに曲がっています。
下くちばしは受け皿のように見えますが、
よく見ると先端は刃物のようになっています。
『ガブッ！』
『痛い！！！』
人間からしたら咬まれたという認識でも、
インコからすれば、
ただ物を掴んだだけなのです。
咬みついたと掴んだという双方の違いがあるのです。
インコのくちばしは第三の足です。
ケージをよじ登っている場面を思い出してください。
両足とくちばしとを使いながら、
上手に金網を登っていきます。
インコのくちばしは手の代りなのです。
あなたがインコを手に乗せようとして、
指を出した時に、『ガブッ』てくるのは、
咬んでいるのではなく、
くちばしで指を掴んだだけなのです。
『ガブッ』てくるのは、
全てが咬みついている訳ではないのです。
人間には手がありますが、
インコにはくちばしがあります。
その事を少し理解して接すれば、
今後の対応も変わってくると思います。
・力強い破壊力を持つくちばし
あなたの指を喰いちぎる力を持っている鳥種もいます。
しかし、野生下のインコも飼育下のインコも
そう簡単には咬みつきません。
噛みつくには必ず原因があるのです。
あなたの愛鳥が咬むつく子であれば、
いつから咬みつくようになったのか・・・
過去を振り返ってみてください。
そこに答えが見えるかもしれません。
インコのくちばしは、大きく開く事が出来ます。
そして、硬い木の実を砕きます。
先の長い上くちばしで穿り、
下くちばしの先端にある刃物のような部分で砕きます。
さすが恐竜の子孫ですね。
他の生物にはない独自の構造をしています。
・くちばしを刺激しない
インコのくちばしは性感帯です。
インコ同士の求愛はくちばしでキスをします。
くちばしを触る、指でつつくなどの行為で、
発情モードになるようであれば、
くちばしを刺激するのは止めましょう。
飼い鳥の環境は冬は暖かく過ごし、
夏は快適に過ごします。
季節感がなく一年中、発情モードの子もいます。
特にメスには無精卵を産ませたくないです。
一年に１０個、２０個と無精卵を産むと、
体力的にかなりキツイです。
鳥が卵を産むのは命懸けだからです。
また、病気を引き起こす原因にもなります。
無精卵を産ませないためにも、
発情させないように心がけましょう。
・くちばしが割れてる！？
ほとんどのインコはくちばしが割れてます。
薄っすらと線が入り、一見、割れているように見えます。
何か齧って割れたのだろうか？
と思う人がたくさんいますが・・・
実は、割れていません。
ほとんどのインコが雛から中雛になる頃に、
くちばしが割れたようになるのです。
生後数か月すると、
徐々に、割れたように見えてきます。
だから、何の心配もありません。
また、脱皮したようにくちばしが取れる事もあります。
朝、起きたら、ケージに床に
くちばしが落ちている！！
なんてビックリすることもしばしば。。。
くちばしは成長して伸びるのです。
しかし、健康体のインコは、
無駄に長く伸びる事はありません。
万が一、くちばしが伸びる場合は病気が疑われます。
即、検診を受ける事を強くおススメします。
以上、くちばしのお話し・・・
如何でしたか？
続く。
くちばしについての動画をYouTubeにアップしました。
主演はきなこです。
よかったらご覧ください。