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インコにも反抗期がある!健全に成長する子に2度訪れる。
きなこは1歳と3ヶ月となりました。
雛の頃から挿し餌をして育てました。
人間の赤ちゃんで言えばミルクやりに相当します。
乳児は完全に親に依存して成長します。
その乳児がやがてスプーンを持ち始めます。
この頃から・・・
わずかながらに自我が芽生え始めるのです。
こんにちは、きなこのおとうさんです。
※2019年2月23日撮影。
雛だったきなこが挿し餌から一人餌に変わり、
自分で食事を取るようになりました。
餌を食べる姿はたどたどしく、
一粒、一粒を丁寧食べます。
周りの状況も視野に入らずに、
行動範囲はこの丸いヒーターの上だけでした。
※お迎えして浅いきなこ。
一人餌に慣れてくる頃から、
徐々に行動範囲が広がります。
机の上をウロウロ、ウロウロ。
ついには、床の下りる事も覚えるのです。
この頃から、自分が親とは違う生き物だという自覚が
芽生える始めるのです。
今まではお父さんがご飯を用意したら、
素直に食べていたのに、
『今は要らない!』とプイッとしてみたり・・・
オモチャを与えても、『それ要らない!』と反抗してみたり・・・
第一反抗期の始まりです。
反抗期は成長の証です。
『嫌だ!』という感情を親にぶつけるのです。
成長の過程でインコだって反抗期が来るのです。
『きなこも成長しているんだな・・・』と
愛鳥の成長を温かい目で見守ります。
第一反抗期は、幼児が抱く”自我の芽生え”です。
第一反抗期は、”自我の芽生え”
第一反抗期なんてまだまだ可愛いものです。
※一人餌になって1ヶ月のきなこ。
次に訪れるのが、第二反抗期です。
第二反抗期になると、『ピーッ!』なんて鳴いて、
あっちでイタズラ、こっちでイタズラと
もうやりたい放題です。
『ピーッ!』『ピーッ!』って
年がら年中、鳴いてます。
目つきもつりあがっちゃったりして、
怒っているお顔もまた可愛いだけど・・・
第二反抗期は、いわば青春時代の”思春期”です。
第二反抗期は、”思春期”
※生後10ヶ月のきなこ。
雛だったインコが成鳥となれば発情期を迎えます。
人間の中学生、高校生時代が多感な時期であるように、
インコも成鳥になると、
心と体のバランスを崩す時期なのです。
親に頼りたいけど、自分でやる。
甘えたい気持ちを抑えて、一人で悩む。
独立心が芽生え、自立したい。
誰にも干渉されたくない。
こんな心の揺れ動きが、
人間同様にインコにも顕著に表れるのです。
不満が爆発すれば、ガブッなんて甘噛みが増えます。
言わば、キレやすい思春期を迎えるのです。
こんな時、自分にもあったなあと思って、
きなこの成長に喜びを感じます。
成長する過程で、当たり前に反抗期は訪れます。
それは健全に成長している証。
あなたの子育てが良い方向に向かっているのです。
反抗期があるのは、若鳥と呼ばれる時期だけです。
ましてやインコは永遠に2歳児です。
我が子が順調に成長しているのだと、
寛大な気持ちで接してあげたいですね。
ちなみにきなこは決して、
人を噛まない子に成長しました。