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インコの一羽飼いと複数飼いのメリット・デメリット!
インコさんやオウムさんを1羽だけで飼育しているお宅も多いかと思います。
うちのきなこは最初から単独飼いと決めていました。
こんにちは、きなこのおとうさんです。
ところで、あなたのお宅の鳥さんは、
1羽飼いですか?
それとも複数飼いですか?
きなこのおとうさんは、
人生最後のインコさんは1羽飼いすると決めていました。
その理由はいろいろあるのですが・・・
最大の理由は、
ベタ慣れインコさんに育てるためです。
もちろん複数飼いでもベタ慣れさんに育てることは可能ですが、
1対1、マンツーマンで向き合っていきたい!
わたしにとって、最後のインコさんと言う気持ちでお迎えしたきなこです。
ベタ慣れ中のベタ慣れさんに育てて、
相思相愛の関係を築くのだ!と考えていたのです。
その甲斐あってか、、、
きなこは立派なベタ慣れインコさんへと成長を遂げたのです。
複数飼いのお宅だと、どうしても鳥さん同士で群れをつくる傾向にあります。
特に後から入ってくる新入りインコさんは、
人慣れする前に、鳥慣れしてしまいます。。。
どうしても鳥さんと鳥さんとが
仲良しとなるので人間への関心度は薄れますよね。
・モノマネインコに育てるには1羽飼い!?
モノマネインコ。。。
歌を歌うインコ。
言葉をしゃべるインコ。
飼い主さんと目と目で見つめ合ってお話を聞くインコさん。。。
複数飼いだと歌や言葉を覚えるチャンスも少なくなります。
インコさんに歌や言葉をしゃべって欲しい人は、
単独飼いのほうがより覚えるにチャンスが膨らむでしょう。
こんなインコさんに育てたいと思っている方は多いと思います。
そんなベタ慣れインコさんを希望する飼い主さんのは、
断然、1羽飼いがおススメとなります。。。
でも他のインコさんを真似して、
歌えるようになる賢い子もいるのは事実です。。。
・複数飼いだとお留守番も寂しくない!?
あなたが仕事が忙しく、、、
休日もかまってあげられない・・・。
当然、インコさんと触れ合う
時間が短くなりますので、
お留守番時間が長くなります。
留守がちなお宅のインコさんは、
日中、寂しがることもあります。
基本的に、インコさんは
とても寂しがり屋さん。。。
『ママ~、早く、帰ってきて~』
『お腹空いたよ~』と
留守番中の呼び鳴きが酷くて、
近所迷惑になることもしばしば・・・。
酷い場合だと毛引き症と言って、
寂しさのあまり・・・自らの毛をむしるという行為に走るインコさんもいるのです。
これは欲求を満たされない不満が原因です。
治療方法のひとつには、複数飼いすることで、
仲の良いお友達を見つけることで
解決することも少なくありません。
1羽飼いだとこんなデメリットも考えられるのですね。。。
きなこは誰かしら家にいる時間が多い環境なので、
寂しさは少ないかもしれません。
・1羽飼いだと無精卵を産みやすい!?
単独飼いだと飼い主さんと触れ合う時間も長く取れるので、
ベタ慣れインコさんに育ちます。
しかし、メス♀の場合、心配なのが、無精卵です。
実は、1羽飼いのお宅と複数飼いのお宅では、
1羽飼いのほうが無精卵を産む環境にある!?という事です。
ひとりっ子だとその子だけに愛情が注がれますよね。
単独飼いは飼い主さんが面倒を見やすいので、
放鳥時間も長くなる傾向にあると言えます。
放鳥時間が長くなれば、その分、飼い主さんとインコさんとの関係性が濃密になります。
インコが人間に恋したじゃありませんが、
過度な愛情が過度な発情を引き起こす可能性を否定できません。
発情に対する知識に乏しいと、
知らず知らずのうちに、発情のきっかけをつくってしまいます。
また、メス♀インコさんにとって、
過度に卵を産むことは体力低下になります。
病気や寿命にも関係してくるので
適度な距離感を保つ意識が必要だと思うのです。
複数飼いでも無精卵、そして有精卵という事も
新たな悩みになる可能性もあります。
環境によりますので一概には言えませんが、
1羽飼いの発情には充分、お気をつけください。。。
以上、飼い主さんによって方針の違いがあるので、
1羽飼いをするのか、
それとも複数飼いをするのか良いのか・・・
肯定も否定もするつもりは一切ございません。
それぞれの環境にあった飼い方をすることで、
あなたにとっても、インコさんにとっても、
よりよいインコ生活が送れると思います。
あなたのお宅は1羽飼いですか?
それとも複数飼いですか?