この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。
インコの記憶力★鳥は本当に三歩、歩いたら忘れてしまうのか?
きなことの生活は、毎日、本当に楽しいです。
生後5カ月が過ぎ賢くなる一方です。
それに結構、記憶力がいいほうだと感じます。
そして一度、覚えた事を理解する記憶力もなかなかのものです。
少なくともきなこは、
三歩、歩いて忘れる鳥さんではなさそうです・・・。
こんにちはきなこのお父さんです。
『お前は、三歩、歩くと忘れるな!!』
『どうしてそんなに忘れものが多いだ!!』
こんな苦い経験、あなたにもあるはず。
三歩、歩く忘れてしまう鳥とは、
実際は、ニワトリを指すようです。
鶏は他の動物に比べると、
体の大きさの割には、
脳みそが極端に小さいと聞いた事があります。
そこから由来されているのでしょうか?
物忘れの激しい人に対し、
鳥の脳みそみたいに、
お前の脳みそも小さいじゃないか?
などに充てられた言葉らしいのです。
気になってことわざ辞典を調べたら、
鶏は三歩歩けば忘れると記載されていました。
しかし、インコさんって、
三歩歩いても忘れませんよね。
インコさんは三歩、歩いても忘れない。
インコさんは賢い動物です。
しかし、まったく鳥さんに興味のない人は、
鳥=おバカだと思っている人もいるみたいです。
以前、うちにはインコさんで、
セキセイインコさんのわさび♀がいました。
『ハウス!!』という言葉を覚えました。
ねんねをする時に、
飛び回ってなかなかゲージに入ってくれなかったです。
朝の忙しい時間に、
少しの時間でも放鳥してあげようと、
ゲージの扉を開けたら最後です。
高い所から降りてきません。
苦肉の策でわさびのお母さんが、
『わさび!!ハウス!!』って言いながら、
ゲージに誘導するようになったんです。
『わさび!!ハウス!!』
『わさび!!ハウス!!』
って、何度も教えていくうちに、
ついに、自らゲージに、
トン!って入ったのです。
『わさび、偉いね~』と褒めると
まんざらでもない様子です。
人間もインコさんも褒めて伸ばす。
インコさんも褒められると嬉しいのです。
最初は、失敗の繰り返しでしたが、
段々と精度はあがってくるのです。
わさびが『ハウス!!』をハッキリと記憶してからは、
スムーズにゲージに入るようになったんです。
インコさんって、ホント、賢いですね。
こんなお話を、
インコさんと生活をした事がない人に教えると、
大抵、驚かれます。
『ほどんどのインコは自分の名前ぐらいはしゃべるよ。』
なんて言ったあかつきには、
他に何しゃべるの?なんてなります。
世間のインコの賢さに対する認知度は、
まだまだ低いのだなと実感。
何かをしゃべる。
歌う。モノマネをする。
こんなに芸達者な動物さんだという事は、
案外と知らない人はいるです。
インコさんはメリット、デメリットを理解しています。
メリットのある事は記憶する。
自分にいい事があると知れば、
すぐに覚えて反復します。
またその逆に、嫌な事も忘れません。
目の前に手を出せば手を嫌いになります。
何度も、何度も繰り返し、
嫌な事をされれば、
インコさんだって、
『がぶっう』ってなります。
実はインコさんと上手に付き合うには、
こんなところにヒントは隠されいるのです。
インコさんにいきなり命令をすれば反抗します。
インコさんを無理に捕まえようとすれば、
逃げまわり噛みつき暴れまわります。
しかし、インコさんは、
自分にメリットのある事は記憶できるのです。
『そろそろ、ねんねしようか!!』
と優しく声掛けをしながらたくさん話しかける。
インコさんと対話をすれば、
コミュニケーションが取れます。
こうしてそっとインコさん胸の前に手を差し出せば、
ちょこんと乗るものです。
しつけも、順番さえ間違えなければ、
インコさんは記憶するのです。
決して、三歩歩いたら忘れる事などないのです。
インコさんは三歩、歩いても忘れない。
おやつの入った袋を開ける音や、
大好きな食べ物が入った容器を見たら、
嬉しそうに飛び跳ねますよね。
インコさんは自分にいい事があると、
しっかりと記憶できるのです。
三歩、歩いて忘れるのが多いのは、
実はきなこよりもお父さんのほうが多いのです。
続く。