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これは、突然、愛鳥を失い もう二度と飼わないと思っている あなたへの手紙です。 わたしがコンパニオンアニマルと どう向き合ってきたのか？も含めて お話しさせて頂きます。
こんにちはきなこのお父さんです。 突然、最愛の愛鳥を失い 途方に暮れているあなた。 死を境にして、 自分を戒めるようになってしまった。 私にはインコを飼う資格はない。 そう心に誓っている方も 少なくありません。 真っ先にお伝えしたいのが、 決して自分自身を責めないで欲しい。 時間はかかるかもしれないけれども、 しっかりと死を受け止めて欲しいと思います。 あの日、ああしとけばよかった・・・ あの時、こうしていたら、 もしかしたら・・・ 違っていたかも知れない。 お気持ちは痛いほど解ります。 可愛い仕草、その温もり。 一緒に過ごせた楽しい時間。 あのかけがえのない日々は 二度と戻ってきません。 思い出にしたくても、 現実から目を背けてしまう。いつまでも心にわだかまりが残って いる事でしょう。 気がつくと泣いている。 痛いほど解ります。 しかし、それでは前に進めません。 だって・・・ あなたは確実に、 今を生きているんだもの。 それでも生きていかなきゃいけないんです。
だから、愛鳥の死から目を背けずに、 一歩でも半歩でも 前に進めるように・・・ 少しだけ聞いて下さい。 ・鳥類の子育てとは？ 鳥類の親は同時期に、 たくさんの雛を育てます。 酷な言い方をすると、 雛が6羽居たら、その全ての子供が 巣立ちできるとは思っていません。
そして、親鳥は雛が死んでも、 いつまでも亡骸にしがみつきません。 しっかりと死を受け止めて、 すぐに気持ちを切り替えます。 そして、他の雛を育てて 巣立ちへと導くのです。
何もあなたに非情になれと 言っている訳ではありません。 生きる物には必ず寿命があります。 その人生は、長いのか、短いのか、 こんなもの誰にもわかりません。 終わりがきてみて 初めてその寿命がわかります。 ・インコの遺伝的要素 インコは親や先祖から受け継いだ 遺伝的な要素もあります。 孵化した時の卵の栄養状態の影響。 そして、雛の時に親鳥からもらうさし餌の量。 雛は一日中、朝から晩まで 雛は餌を食べ続けますが、 あと一口、あと半口食べれなかっただけで、 その成長力に違いが出ると言われます。 こんな体質からくる寿命もあります。 動物が持つ命の限界。 時には雛のうちに、 亡くなってしまう個体もいます。 突然、病気を発症してしまい どんなに手を尽くしても、 助けられない命もあるのです。 運の悪さや不手際など 後悔もあるかもしれません。 しかし、その失敗は次に活かさなきゃ いけないもの・・・。 失敗したものだけが得た経験。 そこには必ず学びがあるはず。 そして、もしも次の命を 預かる機会に恵まれたとしたら、 今度は、その苦い経験が 必ず活きてくるんです。 その新たな命と共に、 かつて失われた命が輝きを取り戻します。 また、共に生きていけるのです。
過去、共に暮らしてきたインコたち。 その全ての命の軌跡は繋がっています。 我が家であれば、 いまのきなこに活かされています。
その証拠に・・・ 過去のインコとの思い出。 そんな一場面がふと蘇る事は 毎日のようにあります。 これは、きなこが居なけりゃ、 実現しない感情です。 何年、何十年たっても、 忘れずに思い出せる 愛鳥たちの可愛い仕草。 いつまでも一緒に 生きているんです。 以上、 愛鳥を失い二度と飼わないと 思っているあなたへの手紙。 をお送り致しました。 いつか必ず死は訪れます。 思いっ切り悲しんで、 ドップリディープに浸かる。 愛鳥が亡くなって、 そう簡単に心の整理はつきません。 しかし、愛鳥の死から目を背けていると いつまでも尾を引いてしまいます。 現在、過去、未来は、 ひとつの線で繋がっています。 生まれてきたのにのには、 必ず意味があって、 あなたの前に現れています。 それを活かすも殺すも あなた次第です。 また、笑顔のあなたに戻れますように・・・ 祈っております。 今回のテーマで動画も作りました。