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インコの身体の構造を理解しよう! 人間がいきなり寒いお風呂に行ったら倒れてしまうように、 インコもヒートショックを起こします。 お宅の保温対策は大丈夫ですか? 愛鳥は元気にしていますか?こんにちはきなこのお父さんです。 インコに対する部屋の保温って意外とデリケートなんです。 暖かい部屋にするならばとことん暖かい部屋でだけ過ごさせる。 寒い部屋には連れて行かない! うちの子は比較的寒さに強いというのであれば、 仮に20℃強ぐらいの部屋で過ごしている。 こんな子は多少の寒さには強いと思います。 それでも・・・・ 暖かい部屋にするならばとことん暖かい部屋でだけ過ごさせる。 寒い部屋には連れて行かない! 同じ事を2回言いましたね。はい。
実は家の中で人間と共に生活コンパニオンバードの場合、 何気なく暖かい部屋から寒い部屋に行かせる行為をしてしまっているのです。 これ・・・インコにはかなりキツイのです。 インコは急に寒い空気を吸うと、きのうという器官があり そこから内臓に直結している身体の構造をしています。 だから、鼻やくちばしから吸った冷気により内蔵が冷やされてしまうのです。 身体を冷やすと食欲不振、体調不良などを引き起こしやすいです。
・インコが寒さに弱いのは身体の構造にあった!? 愛鳥をめちゃくちゃ暖かい部屋から いきなり寒い部屋に連れて行ったりしていませんか? 人間でも、冬のトイレは寒いじゃないですか? あるいはお風呂。。。洗面所は寒かったりします。 薄着でいたりしたら身体の芯まで冷え切ってしまいます。
インコの場合は、人間よりもはるかに寒さへの耐久力が弱い動物です。 寒い場所にわずか数分だけ居ても一発で身体の芯まで冷え切ってしまいます。 その理由は身体の構造にあるのですが、 お父さんはきなこちゃんを放鳥するときには、 充分にお部屋を暖めてから出してあげるようにしています。 そして、冬はなるべく寒い部屋に行かせないように心がけています。
暑い、寒い、暑い、寒いと修行のようなショック療法はキケンだと認識して下さい。
例え、わずかな時間であっても寒い部屋に行かせるのはタブーです。 インコはとてもデリケートな作りをした身体の構造をしています。 その理由は飛ぶ事に特化した動物だからです。 飛翔するにはかなりのエネルギーを要します。 あなたが全力疾走をしたら、はあ、はあ、暑いと感じますよね? インコが飛翔すれば、それ以上に身体がちんちんに 熱くなるのだとしっかりと認識して下さい。 インコは空を飛ぶ動物。
インコは飛翔すると一気に身体が熱くなります。 先に述べたとおりインコは身体の構造が人間とは異なります。 急速に冷却できるような身体のしくみを持っています。 つまり・・・ インコは真冬にいきなり寒いトイレに行ったりしたら、 例えわすが数分でも寒い空気を吸えば 身体が一気に冷えてしまうのです。 この事実、意外と盲点なので良く覚えておいて下さい。 インコだって順応性はあります。 だから、 暖かい部屋にいるなら暖かい部屋にだけいる。 それなりの温度のお部屋にいるならばそれなりの温度のまま で生活をさせてあげましょう。 寒い、暑いのメリハリの効いた温度差は、 身体の構造上、かなりキツイのだと理解を深めて下さい。
以上、 冬場に多発!温度差で起きるインコのヒートショック!! でした。 これでは病気と闘っているインコや老鳥でしたら、 一気に体調が悪化する要因にもなりかねません。 だから、あなたにだけは、知っておいて頂きたい事実として 今回、クローズアップしました。 インコやオウムは、寒い、暑いのヒートショック現象はヤバいのだと これを機会に理解を深めて頂きたいと思います。
今回のテーマで動画も作りました。