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インコの体温が40℃以上ある意外な理由とは!?
オカメちゃんの体温は、
40℃~42℃とかなり高めです。
インコの体温は高い!!
ちなみに日本人の平均体温は
36.8℃だそうです。
36.8℃。
この数字を見て意外だなあ~と
意思う方もいらっしゃると思います。
日本人の10歳~50歳までの
健康な男女を脇下検温の平均値が36.8℃なのです。
日本人の7割以上が、
36.6~37.2℃の間だそうですよ。
調べる中で、自分の体温の低さに驚きました。
きなこのお父さんは、
平熱がいつも低くく35℃後半です。
だから36.5℃を超えてくると、
もう這って歩く程です。
体温が上がれば血行が良くなり
免疫力が高くなります。
こんにちは、きなこのおとうさんです。
今回はお話しは人間の体温の・・・
ではありません。
インコの体温について
なぜ、こんなにまで、
インコの体温が高いのかを観察して参ります。
あなたは愛鳥を手のひらで、
優しく包み込むように
抱っこした事はありますか?
インコちゃんの体って、
とても温かくありませんか?
愛鳥の温もりが手に伝わります。
セキセイインコちゃんの平均体温は42℃。
随分と高いですね。。。
それ以外の鳥種でも、
多くの鳥は体温が高いのです。
平均すると体温は40℃以上あります。
なぜ、インコの体温は、
こんなにまで高いのでしょうか?
もしも、人間であれば
インフルエンザにかかったレベルです。
とっくにぶっ倒れていますよね。
インコが40℃以上の体温を保っているのは、
キチンとした理由があるのです。
・インコの体温が40℃以上ある意外な理由。
インコは空を飛ぶ動物である。
そして、捕食動物である。
捕食される前に全力で逃げる必要があるのです。
だから、インコはいつでも
空を飛べるようにしています。
例えるならば、車がアイドリングして、
いつでも走れる状態にいる感じです。
インコはいつでも飛翔できるように
常に体温が高いのです。
インコは、食事して摂取した栄養を
即、エネルギーに変換する事ができます。
インコの食欲と体温は密接に関係している・・・。
病気になれば、食欲が落ちます。
そして、体力が低下します。
体力が低下すれば体温がさがります。
体温が下がれば、さらに、食欲がなくなるのです。
まさに負のスパイラル。
高い体温を保てなくなれば、
体調は悪化の一途を辿ります。
鳥が体温を奪われる事は命取りなのです。
万が一、愛鳥の体調が悪くなったらまず栄養補給。
そして、保温が急務という理屈が成り立つのです。
もしも、愛鳥が病気になったら・・・
あなたの手で温めてあげて下さい♥
速やかに獣医師さんに診てもらう事を強くおススメします。
鳥は空を飛ぶ動物。
飛翔には相当なエネルギーを有します。
野生下のインコは、
いつ外敵に襲われるか分かりません。
素早く飛んで逃げるには、
平熱を40℃以上に保つ必要があるのです。
捕食動物は生きるのに必死なのです。
インコが飛び立つ前に
良くうんちをする理由も、
少しでも体を軽くして・・・
飛翔しやすくする為なのです。
あなたの愛鳥が、部屋中を飛びまわり・・・
ちょっと一服、ガツガツとエサを頬張る。
可愛い姿が目に浮かびますね。
寒い日は寄り添うように
きなこが肩に乗ってきます。
かわいい♡
愛鳥の温もりを感じます。
『ああ、鳥って温かい。。。』
至福の時。
つかの間の幸せを感じます。
日本の気候は寒暖差が激しいです。
日中、ポカポカ陽気でも、
夜は10℃を下回る季節もあります。
体温コントロールが難しい日もあります。
だから、あなたには理解しておいて欲しい・・・
人間の平均体温とインコの平均体温は違うという事実。
人間とインコは体温差が4℃。
あなたが感じるよりも、
インコは気温の変化に敏感です。
愛鳥の体調に異変を感じたら、
すぐに病院を受診してくださいね。
インコは人間よりも急いで
生きている事を忘れないで下さい。
今回のブログテーマで、YouTube動画を作りました。